教師宅ホームステイを通して海外の文化をより深く体験するなら、クリスマスやハロウィンなどのイベントシーズンに合わせた滞在がおすすめです。
イベントはその国の文化に触れる絶好のチャンス。ホストファミリーと一緒に祝ったり、地域で行われるイベントに参加するなど普段とは違う体験が出来ます。特別な時期にホームステイをすることで、通常の滞在よりも一層記憶に残る体験ができるでしょう。
街中が緑に染まるアイルランドの祝祭
3月17日はアイルランドでキリスト教を広めた聖パトリックスの命日で、世界各地で彼の功績を讃える祭典が催されます。街はアイルランドのシンボルカラーである緑色に染まり、首都ダブリンでは大規模なパレードが催されます。
セントパトリックスデイを体験するなら本場アイルランドや隣国イギリスがお勧め。建物の内装や食べ物、ビールなどありとあらゆる物が緑に染まるので、緑の服を持参して一緒にイベントを楽しみましょう。
春の訪れと共に祝うイースター
イエスキリストの復活を祝うイースターはキリスト教にとってクリスマスと同じくらい大切な日です。「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と決められていて毎年日付が変わり、2025年は4月20日となります。
イースターが近づくと街中にはウサギや卵のグッズやお菓子が溢れ、お祝いムードが高まります。子供たちは卵の殻にカラフルなペイントをしてイースターエッグを作ったり、いろいろな所に隠された卵を探すエッグハントなどを楽しむのが定番です。
本場で楽しむハロウィン
日本でもすっかり定着したイベント、ハロウィン。アメリカを思い浮かべる人が多いのですが、実は起源はアイルランド。元は秋の収穫を祝い、悪霊などを追い払う行事でした。
最近ではイギリスやオセアニアにも広がりつつあるイベントですが、盛り上がるのはアメリカやカナダ、そして発祥の地アイルランド。10月に入るとハロウィン仕様にデコレーションする家も増え、街では様々なイベントが開催されます。
感謝祭のご馳走を楽しもう
感謝祭はサンクス・ギビングとも呼ばれ、収穫を感謝する祝祭です。主にアメリカやカナダのイベントで、カナダは10月の第2月曜日、アメリカは11月第4木曜日と日が異なります。
感謝祭では家族や友人が集まり、ターキー(七面鳥)の他にマッシュポテトやパンプキンパイ、グレービーソースなどのご馳走を囲んで賑やかに過ごします。
海外の家庭で過ごす、心温まるクリスマス
海外のクリスマスは家族や友人と一緒に過ごす特別なイベント。クリスマスツリーを飾り付けたり、イルミネーションで家をライトアップしたり、12月には街や家が華やかなクリスマス仕様に変わっていきます。
クリスマス当日は家族や友人が集まって伝統的なディナーを楽しむのが一般的ですが、日本と季節が逆になる南半球ではBBQで祝うことも。ちょっと変わった真夏のクリスマスも貴重な体験です。
様々なイベントを本場で体験して、忘れない思い出を作りましょう。
イベント時期は混みあうため、ぜひ、お早めにご相談くださいね。